喧騒のとなりの、静かな余白
中洲のあかりと、天神の人波
そのあいだの春吉に、このホテルはあります
川の隣のこの街は、細い通りに、
ゆるやかな時が流れています
街の音が遠のいて、聞こえてくるのは心の声
NIDは、フランス語で「巣」を表します
羽を休めて、また自分に戻っていける居場所
そんな願いが、この名前には籠められています
しつらえ
木のぬくもりに、凛としたタイル
窓からの光、高い天井、低く据えた家具
飾りは足さず、素材が呼吸できる余白を残して
耳をそばだてれば、
そのささやきが聞こえてきそうなほどに
しるし
線はめぐり、互いに重なり、循環しながら
名前のはじまりの「N」を中心に
終わりのない「∞」の輪が描かれ
枝を編んだ「巣」の囲いが据わり
それらは重なり合い、揺るぎなく、
ほどけることはありません
鳥たちが行き交う軌跡のように
角のない、やわらかな形をしています
それらは重なり合い、揺るぎなく、
ほどけることはありません
鳥たちが行き交う軌跡のように
角のない、やわらかな形をしています












